インターネットが広く普及し、企業においても業務としてインターネットを活用することが当たり前となっている現在、企業のホームページは欠かせないものとなっています。
一言で企業と言ってもその業態は様々で、小売りやサービス業、飲食店、製造業など、幅広い業種の企業が存在しますが、ここではいわゆるコーポレートサイトなどとも呼ばれる企業サイトについてご説明します。
インターネット上で重要な企業のホームページ
相手からのファーストコンタクトとなることの多い企業のホームページ
新しい商材を探すとき、販売先を検討するとき、提携先を探すとき、あるいはたまたま目にした商品が気になるときなど、まずインターネット上の情報を検索サイトで検索して探すことが多いと思います。
様々な企業活動においても、「まずネット検索」というケースは非常に多くなっています。つまり、将来顧客や提携先、仕入れ先などの取引先となる企業の担当者は、まず最初に貴社のホームページから貴社の情報を得ることが多くなっています。
事業を行う企業であれば、どのような業種であっても企業のホームページを持つことは今や必須と言えるでしょう。またそのホームページの掲載内容によって、閲覧者に与える企業イメージや商品イメージが大きく異なってきます。
企業の紹介
企業のホームページでは基本的な情報をきちんと掲載
企業のホームページに限ったことではありませんが、企業の住所や業務内容、連絡先といった、「当たり前の情報」をきちんと見やすく掲載することも重要です。
企業の住所などの基本的な情報は、見る側としても「掲載されていることが当然」の情報ですので、掲載している企業情報の内容が欠けていたりすると、閲覧者に不信感を抱かせる原因となることもあります。
また、連絡先については分かりやすく目に付きやすいように掲載しておいた方がいいでしょう。
企業情報のひとつとして代表電話番号を掲載することは当然として、問い合わせ窓口の電話番号が代表番号と異なる場合には、その番号を目に付きやすいように掲載することが望まれます。
メールフォームを使いやすく設置しておくことも必要です。
業務内容の紹介
取り扱い製品や提供サービスなどの業務内容を簡潔に掲載しておくことも、その企業がどのような企業なのかを伝えるためにも重要です。
そのうえでさらに取り扱い製品やサービスについて詳しく掲載するといいでしょう。
製品やサービスの紹介
取り扱い製品やサービス分かりやすく紹介。
その企業がそのような製品を取り扱っているのか、どのようなサービスを提供しているのか、といった、閲覧側に直接関係のある内容について詳しく掲載しておくことで、閲覧側はその企業へ問い合わせがしやすくなります。
インターネット上には数多くの同業者がホームページを公開してそれぞれの企業や商品などをPRしています。
その状況の中で、企業のホームページを見ても欲しい商品を扱っているかわからないままでは、望んだ商品やサービスを詳しく掲載しているホームページを持つ企業に問合せしやすくなるものです。
その企業の得意とする商品やサービスなどについては、閲覧者にわかりやすく、詳しく掲載することが望まれます。
求人対策としての企業サイト
求職者の就職活動の第一歩は企業サイトでの業務内容などの確認
あまり意識されないことも多いのですが、人材募集をするうえで企業ホームページは重要な役割を持ちます。
企業が求人を行う際には、インターネット求人サイトを使用されることが多くなりました。就職活動をしている人たちも就職先やアルバイト先を探す際には、まずインターネット求人サイトで探すケースが大多数と言っていい状況です。
ここで、就職活動をしている人たちが求人サイトの次に確認するのは募集している企業のホームページです。
就職活動をしている人たちは企業のホームページを確認することで、その企業の詳しい業務内容や企業の様子、雰囲気などを知ろうとします。これは、従来型の紙媒体での求人でも同様の傾向か見られ、就職活動をしている人たちは募集企業に対して応募するかどうかを企業のホームページを見ることで判断する傾向があります。
このような面からも、しっかりとした内容を持つきちんとデザインされたホームページを公開しておくことは採用活動において重要なこととなります。